新文化施設外装の変更

2018年4月9日の住民への説明会、および、2018年7月3日の公聴会で住民に説明した内容から、大幅な変更がされているようである。

木製ルーバー

木製ルーバーで施設全体を覆う予定であったが、7月3日でルーバーの面積が半分になると報告があり、現在では窓の部分に使う程度まで減っているとのことである。窓の部分といっても、設計図をみても、ほとんど窓がないので、施工面積は大幅に減ったのではないかと推測される。

RCの種類

打放しをするという話だったが、通常のRC造にするようである。打放し+木製ルーバーですべて覆う高価な造りになっていたが、計画が大幅に変更されている。現在ではほとんどの部分は、通常の鉄筋コンクリートで作り、外装はプレキャスト部材を使用するようである。詳細はわからないが、一見する限り、きわめて普通の造りである。

プレキャストコンクリート--Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88

一般にコンクリート構造物は、建設現場において型枠を設置し、コンクリートを打設して造られる。これを場所打ち工法または現場打ち工法と呼ぶ。これに対し本工法では、専用工場においてあらかじめコンクリート製品を製作した後、現場へ運搬して設置を行う工法である。頭文字から、PCもしくはPCaの呼称が用いられる。小文字のaを付加するのは、同じくPCの略称が用いられるプレストレスト・コンクリートと区別するためである。

プレキャストコンクリートを使うのではなく、今のところは現場打をするようである。

プレキャスト・コンクリート・パネルの例
オールガードパネル ジオスター株式会社
http://www.geostr.co.jp/product/?id=1488163392-415743&p=1&ca=13

おそらく、実際に施工されるのは、この種のものではなく、もっとデザイン性の高いものであろうが、製品数が多いため、どのような製品かは不明である。

そもそも、プレキャスト・コンクリート・パネルでもなく、プレキャスト・コンクリートに塗装をするのかもしれないし、現場打をしたコンクリートにデザイン性の高いサイディングを乗せるだけかもしれない。分類的には、プレキャストコンクリートパネルもサイディングの一種になるので、RC造にサイディングという形でおそらく間違いないだろう。