高槻市の怪文書の続き

以前に入れたエントリに関しての回答が高槻市からあった。

concerthall.hatenablog.com

From: 都市創造部下水河川事業課
To: 井出 良一
Date: 2018/8/29, Wed 09:32
Subject: 担当者・担当課・日時・連絡先について

いつもお世話になっております。
説明会などでは、通常、担当課及び担当者が直接自己紹介した上で説明を行うため、説明会などの書類に、担当者・担当課・日時・連絡先のすべてを記載しているものではありません。

なお、現在は窓口を一元化し、下水河川事業課 課長〇〇を窓口としておりますので、他課に頂いた質問につきましても、当面の間、下水河川事業課から回答させて頂きます。
よろしくお願いいたします。

下のパラグラフは理解できるが、2行目が理解不能である。

「説明会などでは、通常、担当課及び担当者が直接自己紹介した上で説明を行うため」という分だが「ため」とあるので理由の説明であろう。 従って、「担当者等の記載は書類にしない」と受けるのが普通である。

しかし、続きによくわからない文章が続いているのである。

「すべて(の項目)を記載しているものではない」とある。
つまり、すべての項目を書かないということであろう。 裏を返すと(いわゆる対偶命題)、何かしらの項目が書かれているということなのだが、今まで、書類にいかなる項目も記載されたことがない

常識的には、高槻市が作った書類なのだから、高槻市が作ったことくらいは書いてあると思ってしまうが、高槻市の記載すらない。(これは本当だ)

日本語として、高槻市の返事は理解ができないのはさておき、
おそらく「自己紹介を口頭で行っているので、資料に作成者や日時の記載は不要」と読むのが正しいのではないかと推測している。

社会常識として、書類を書くときは日時、担当者、担当課くらいは書くものである。
役所の書類の中には、日時、担当者、担当課が入っていないものがあるのは知っているが、高槻市民を対象とした説明会であり、外に出す書類なのだから、書いてもよさそうなものだ。

なにより、住民側は、日時、担当者、担当課を書いてほしいと1年ほど前から要求しているのである。 しかし、絶対に高槻市は自身が作ったと書類に書き込まないのである。

おそらく社会常識がないのではなく、なにか「まずいこと」が起こった時に、「その資料は高槻市がつくったものじゃないから!」と逃げるために日時や担当者名を書いていないと思われても仕方ない。
そう思うのは、飛躍のし過ぎだろうか。
しかし、そうでも考えない限り、頑として日時、担当者、担当課を書類に入れないことの説明はつかないように思う。

メール添付で送付される書類に関しても、高槻市の作成がわからないようにしてあるので、「自己紹介してるので不要」というのは、その場しのぎの言い訳である。
人を食ったようなメールを送り付けてくることに、ほとほとあきれ果てるとしか言いようがない。